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姫の間。


ブログというものを書くにあたり

このブログに書いた内容が、人の気分を害した。
いや、それは、なにもその一件だけではないであろう。
その方は私の舞台に感動をしてくださり、小林裕子という人間をインターネットで検索したところ、その舞台について私が本音を曝け出した文章を目の当たりにし、舞台の感動に水を差された、というもの。
この方には、まず不快を感じさせてしまったことをお詫びしたいと思う。
もちろん、私にも反論はあるが、しかし、インターネットというものを通し、本名で、全世界に向けて言葉を発信するというのは、そういうことなのだと、自覚しなければいけないのだとわかった。
私は芸能人でもなんでもない、自分の言葉が世間を賑わすことは決してないけれど、規模の問題ではなく、普く人に見られているのだということは自覚せざるを得ないだろう。
ただの日記ならば、実名なんか出さなければいい。
バーチャル世界で、自分が何者であるかを明かさずに意見することに違和感を感じ、ブログもミクシーも、本名でやってきた。
でもそれには多少なりとも自分の「露出欲」があったこともまた否定できず。
しかしまた、本名も連絡先も明かさずに、小林裕子個人にむけた批判のメッセージを発信されてしまったことに対する不快感もまた否めず。
インターネットとは、そういうものだ、と自らに言い聞かせる。
昔から、メールでのトラブルや、仲間内でのネット掲示板での言い合いや、そういうことはよくあって、やっぱり面と向かっていないことで意見を曝け出すという私の弱さをたびたび感じていた。
読み手の気持ちを慮れない書き込みに嫌気がさして、ミクシーをやめたり。
バーチャルワールドに頼る自分と、それと上手につきあえない自分と。
でも今回の件で、やはり、インターネットは嫌いだ、と思った。
それに頼る自分も嫌いだ。
よし、やめよう。

今回の書き込みをもちまして、「姫の間」、終了いたします。
誰に対する呼びかけでもないブログなので、終了も何もないのですが。
名前を明かさないとか、差し障りのないことしか言わないとか、その他諸々、インターネットとの上手なつきあい方がわかったら、またやります。
基本、露出狂なので。

とはいえ、気分を害した方に対しては、私の舞台を見てくださったこと、感動してくださったことを感謝するとともに、それに水を差すような無防備な表現をしてしまったことを申し訳なく思います。

さようなら。


小林裕子
# by henoyuko | 2009-02-06 22:31


友情

今日は、赤羽岩淵の荒川土手に、散歩に行きました。
犬を連れて歩く人、ランニングに勤しむ人、草野球に興じる少年達・・・
と、そこに飛び込んできたのは、三人の少女の姿。
見事な秋晴れ、川原の芝生にカラフルなビニルシートを敷き、三人向かい合ってやっているのは、なんと・・・PSP!!!
いや、ニンテンドーDSかも知れない。
それはどっちでもいいとして、会話一つせず、三人向かい合って、晴天の下、微笑をたたえてゲームをやっているのです!!
絶対おかしい!!!
これで、友情育んでいるつもりなんだろうか?!
こうなってしまうのなら、たとえいじめられても、自分の子にゲームは買い与えたくないなと思ってしまいました。
Wiiなんかも、あれでスポーツや楽器演奏が疑似体験できるけど、私はその光景を見て、何か不気味なものを感じます。
ファミコンのスーパーマリオは良くて、何故Wiiは駄目なのか、その違いは説明できないけれど、現実世界で人とつながれなくなってしまったら、人間終わりなんじゃないかと思うのです。
それこそ、マトリックスの世界になってしまいます。
でも、時代は進んでゆくなあ。
私が生きている間に、世界にどんな変化が起こってゆくのでしょう。
いっそ、平安や江戸の時代に生まれて、電線に邪魔されずに夕焼けを眺めてみたかった。

川原の少女達を眺めながら、あと数十年、時代の変化についていけるのか、既に不安になってしまいました。
# by henoyuko | 2008-10-13 19:06


かよわい。

こう見えて、健康優良児だ。
なので、貧血の人とか、骨折した人とかが羨ましかったりする。
大きな病気や怪我はまったくしたことがない。
だから、あまり心配されない。
でもね、私、最近少し体がおかしいの♪
何年も前から、左胸の心臓よりすこし下のあたりに、急に激痛が走ることがあった。
でも、ゆっくりと呼吸をすれば数秒で治るし、周りの人も、けっこうそれを経験している人が多かった。
だから、よくある、よくある、で済ませていた。
が!!!
ここ数日、毎日のようにその痛みに襲われる。
しかも、痛みが長引く!!!
10分、ひどいときには2.30分つづく。
この間、深く呼吸をするとさらに痛みが増すので、浅い呼吸しか出来ないから、けっこうつらい。
身体を動かすとまた痛みが増長するから、身動きもとれない。
さすがにやばいかも☆と思い、病気を期待して、インターネットで調べてみた。
「左胸が痛む」で検索。
出てくる、出てくる。

肋間神経痛

どうやらコレらしい。
原因を読むと、原因は解明されていないが、ストレス性のものが多いらしい。
うんうん、私、ストレスたまってたもん、いやぁ、身体に出ちゃったかあ、かわいそうだなあ、私。
と、しばし被害者意識に酔いしれる。
翌日、医者に行く。
症状を話すと、やはりかの症状らしい。
念のためレントゲンも撮る。肋間神経痛と思いきや肺ガンだったというケースもあるからだ。
現像された、自分の胸部のX線写真を神妙に見つめる。
異常なし。
やはり、肋間神経痛だろう。
肋骨の間の筋肉が痛んでいるのか、もしくは神経が痛むのか、それはまだわからないということだった。
・・・と、ここで医者の口から驚くべき言葉が・・・
「まあ、でもあくまで『病気』ではなく、『症状』というだけだから」
病気じゃないの?!こんなに痛いのに??
「原因は、ダンスで激しく身体をひねったりすることで、肋間神経に触れちゃっているのかもしれない」
ええ~~、ストレス性じゃないの?!?!
私、もうちょっと、かわいそうなハズなんですけど!!!
結局、痛む部分に塗る薬をチューブ一本だけもらって帰ってきた。
なんか、とっても不完全燃焼なんですけどぉ。
ほら、今だって、痛いもん。
チューブ塗っても、全然消炎されないよ?
私、もっと重い病気なんじゃないのかなあ???
みんなが心配してくれるような。
健康優良児も、楽じゃないわ。
# by henoyuko | 2008-10-10 19:42


ちぐはぐだああ!

喧嘩が苦手だ。
親密な相手との喧嘩は、特に苦手だ。
自分の意見を言うことで相手が気分を害すなら、自分は黙って耐えればいい、と思ってしまう。
でもそこで、そんなことでこの関係は崩れない、と、相手を信じれば大丈夫なんだと思う。
でも、信じるのには勇気が要る。
自分の一生と相手の一生がまったく別物と思えるなら楽だ。
でも、そうではないと、考えが二通りに分かれてしまう。
すなわち、私の人生は私だけの人生、あなたには関係ない、もしくは、もはや2人で一つの人生、支えあって生きていこう、この二つ。
友人から同じ相談を受けたら、間違いなく前者を採るだろう。
しかし自分のこととなると勝手が違ってくる。
①自分に嘘はつかない
②「べき」ではなく「したい」で決める
26年間の人生で、これだけは守らなければいけないと実体験をもって学んだこの二つは考慮して、ちゃんと考えよう。
# by henoyuko | 2008-10-05 22:47


なまか。

今日は、我等がソフィアモダンダンサーズの公演を観賞して来ました。
モダンの公演を見ると、色々と感じるものです。
今の自分と比べてみたり、昔の自分に重ね合わせてみたり。
あまり、良い感想を書いてあげられないので多くは語りませんが、テクニック不足を感じました。
ダンス的にではなく、演出的に。
単純に、ダンサーの入り、ハケ一つをとっても、「それはもっと上手に隠せるのにな」とか「お客さんの視点をずらしておけば、その暗転は必要ないのにな」とか、そういったことです。
あれだけ恵まれた劇場でやっていながら、照明や音響を上手に使いこなせていないのが、非常にもったいなく思いました。公演は、いくら小作品集とはいえ、作品だけではなくて、そのつながりで、まとまりが全然変わるものだから。ダンサーと、スタッフがもっといい力関係で意見出し合えれば、もっときれいに仕上がるのにな、と思いました。
あとは、なんといってもオリジナリティですよね。
まあ、いいんだけどね。単純にかっこいいとか、単純に綺麗だとか、元気とか、かわいいとか。
でも、毎年恒例でやっているものだからこそ、その年その年の強ーーい色を、楽しみたいよね、本当は。どこかで見たような作品なんて、見てもつまらない。
うーーーん。こういう作品を見ると、「同じテーマで私に演出をやらせてくれ!!」と言いたくなる・・・。まずは、そのテーマで、いかに面白いものにするか、もしくは、お客さんにどう感じて欲しいのか、、そこから練らないといけないけれど。
まあいい、きりがないからこの辺にしておこう。

モダン観賞のあとは、サンプルの咲子、まこ、志穂ちゃんと連れ立って、しんみちのメキシカンのお店に行ってきました。
メニュー表記がいかしてた★
恋愛について、結婚について、公演について、たくさん話して、たくさん笑った。
たぶん、一生同じ話して同じように爆笑してるんだろうな、私たち。
容易に想像できて嬉しい。
モダン同期の子とは何年も前からこういう関係だけど、サンプルを始めてから仲良しになれた人もいて、そういう新しい絆が結構嬉しかったりする。ダンスが私たちをつないでくれたなあって。この人たちとなら、また公演できるかもなあ、なんて思いが頭をかすめたり。気が早すぎるだろう。
来年の9月か10月に、あみ様が公演を企画しているらしい。9月はもう劇場とれないんじゃないかと思うけど。どんな公演になるのかな。どんなメンバーが出るのかな。また、桃子さんやともいさんが復活するんじゃないかと私は踏んでます。とっても楽しみ。
公演が終わってまだ一週間だけど、肩にかかっているものが全然違って、仲間とご飯してても、楽しみ方がまるで違う。悩みがないって、なんて楽なんだろう。何も考えずにバカ笑いできるって、なんて幸せなんだろう。
でもそれも、あの苦しみがあってこそなのかな??
つらかったけど、やっぱりあの公演、好きだったのかも。
あのメンバーじゃなかったら、あんなに活気のある舞台にはならなかったかも。
いや、私が演出であるからには、メンバーが違ったら、それはそれでまったく違う味付けで、同じくらいのパワーを出せたかも。
どっちだろ、わかんないね。
とにかく今日は楽しかった!!
モダンの若いみんな、明日まで頑張ってね!
# by henoyuko | 2008-10-05 01:11

    

小林裕子日記
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